無料相談のコツはFPさん選びにあり ~FPさん選びのポイント~
無料相談先を選ぶだけではダメ
保険の無料相談の比較サイトや口コミサイトなどは結構ありますが、評価の高いところを選べばいい保険に入れると思っていませんか?
それだけではいい保険に加入できないと私は感じました。これが実際に無料相談を利用した体験から得た結論でした。
ちなみに私は合計5社の無料相談をしていただきました。自分としては2,3社の中から選んで決めるつもりだったのですが、最終的には5社になってしまいました。
その結果、もう結論から書いちゃいますが、保険の見直しをすることができました。
詳細はまた別のページで機会があればご紹介しますね。
FPさん(ファイナンシャルプランナー)選びが大事
率直に言いますと、複数の保険会社の商品を選べる独立系(特定の保険会社がヒモ付いてないという意味です)の無料相談先(以下、代理店)でしたら、どこもそんなに品揃えは変わりません。取り扱える保険もほとんど重複しています。
ですから、代理店選びよりももっと重要なのはアドバイザーさん選び(FPさん選び)だ、と私は考えています。
さらに正直に書いちゃいますと、FPさんのレベルは人によってかなり幅があります。優秀な方からそうでない方まで。何回か面談を体験していくと気づきます。そして、それは代理店のランキングや口コミとは必ずしも一致しません。つまり、保険商品を提案してくれるFPさん選びが代理店選びより大事だということです。
これが、私が代理店選びだけで安心してはいけないという理由です。
では、いいFPさんを選ぶ(出会う)にはどうしたらよいか?
私が考える方法は1つしかありません。
無料相談を何回か試して自分が納得できるFPさんを選ぶことです。
「そんなこと言ったって、その人がいいか悪いか判断なんてできないよ」
とお思いでしょう。もちろん、FPさんには保険知識ではかないません。
でも、その人が本当に信頼できる人か?私のためにいい保険を提案してくれる人か?は、判断しなくてはなりません。FPさんの中には勧めたい商品しか提案しない人も残念ながらいるのです。
「じゃ、どうしたらいいの?」
以下にこんなFPさんなら信頼できそうだなと私が判断材料にしたポイントをまとめました。
こんなFPさんを選ぼう
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こちらの要望をしっかりと聞ける人
優秀なFPさんはこちらが話し始めると一斉に黙るものです。ヒアリングに集中し情報をかき集めるためです。そしてその情報を提案すべき保険内容に反映させます。FPさんの中には自分の言いたいことをまず先に話さなくちゃ気が済まない人がいます。面談用の説明テンプレートがあるのかもしれませんが、まずはこちらの話を最優先して欲しいものです。
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メモを取る人
当たり前ですが、メモを取ってくれない人がいます。提案内容もやっぱりこちらの要望が盛り込まれていませんでした。そりゃそうですよね。
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乗り換えしない方がよい保険を教えてくれる人
信頼できるFPさんは、現在加入中の保険をなんでもかんでも全部乗り換えさせるようなことはしません。ですので、自分の保険証券をFPさんに見せたときには、
「どれを見直すべきでしょう?」
と合わせて
「逆にどれが見直さない方がオトクですか?」
も必ず聞いてみてください。教えてくれなかったり、明確な答えが返ってこないようなら要注意です。私の場合、FPさん5人のうち2人は、
「これは、残しておいた方がいいですね」
と私の加入中の保険の1つを指差して教えてくれました。例えば、古い保険の中にはいわゆる「お宝保険」と呼ばれるものがあります。予定利率※が高かった頃(1995年頃以前と言われています)の終身保険などがそうです。一般的には見直さない方がいい保険の1つとよく言われています。
(※ざっくり言うと、私たちが払った保険料を使って保険会社が資産運用を行い、収益を上げた時の利回り率みたいなもの。あくまで予定ですが)
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デメリットも合わせて教えてくれる人
私を担当してくれたFPさんの1人は、保険商品をすすめるときに「この保険は◯◯が弱いところですが、□□がウリです」などと教えてくれました。こちらも納得して加入したいですし、聞いてなかった!では後悔しますからね。
ですので、FPさんが勧めてきた保険商品については、デメリットも聞いてみましょう。他社の類似保険商品と比較してメリット・デメリットはどうか?でもいいですし、自分の加入中の保険内容と比較してもいいですね。これもFPさんの質を見極める大事なチェック項目です。 -
向こうから勧誘をしない人
大体の場合、向こうからは勧誘はしないようにあらかじめ約束事があるようです。そもそも優秀なFPさんは契約を取ることにガツガツしていません。本当に。こちらが拍子抜けするくらいです。ですので相手からグイグイ来たら注意してください。
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告知について保険会社の判断基準をだいたい把握している人
デキるFPさんは経験上、各保険会社の告知に対する判断の基準や傾向をある程度把握しているようです(ハッキリとはおっしゃいませんでしたが)。私の場合、持病の病名を伝えると「それはおそらく大丈夫です」と教えてくれました。また経験豊富なFPさんは、今までにたくさんの方の保険加入のお手伝いをなさっていますので、病気によってはお勧めの保険商品を知っていることもあります。
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今が乗り換えするのがベスト!の旬な他の保険や情報などを知っている人
世の中は常に動いていますので、税制改正や法律変更、新商品の開発などによりその年ごとにお勧めの保険の最適解が変わっていくものです。私の場合は、生命保険の見直しが目的だったのですが、火災保険についてもオトクな情報をいただきました。いろいろ調べた結果、我が家はそれほどコストダウンにつながらず見直しを断念しましたが、そんなイイ情報、誰も普通教えてくれませんよね。
ですので、一通り面談が終わった頃に
「他にも乗り換えを検討すべき保険や今の時期ならではの保険ってありませんかね?」
と最後に聞いてみてください。思わぬ収穫があるかもしれませんよ。
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FPさんの加入している保険を聞いてみよう
FPさんが加入している保険が一番お勧めの保険に決まっています。ただ加入者の年齢や家族構成、病歴などによって保険が変わってくる場合がありますので一概には言えませんが、参考になるはずです。
私は、さりげなく
「ちなみに○○さんは今どれに入っているんですか?」
と聞くようにしていました。その時はその保険を選んだ理由もちゃんと聞いておきましょう。その選び方に共感できるか、も大変重要です。 保険は、加入者の価値観で変わってくるからです。簡単な例で言えば、保険料が安い掛け捨てをメインに考えているのか、支払が多少多くても後でお金が返ってくる保険を良しとしているのか、などです。
番外編
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お会計でポイントを貯める人(笑)
私の場合ファミレスで面談をお願いしたのですが、お会計の時(ちなみに割り勘でした)、ポイントカードを出していたFPさんがいました。しっかりしてるなぁ、と関心しました。だってお客さんに見られるのを承知でやったってことでしょ?なんだかカワイイですよね。トクするのが好きって感じ、します。 -
副業をしている人
私が出会ったFPさんの中には、一般企業の財形貯蓄の講師もなさっている方がいらっしゃいました。他にもセミナーの講師などもやられているそうです。 それだけ詳しいってことですよね。
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『いい保険より人間ドックですよ』
FPさんの言われたことで印象に残っている言葉があります。
『高いお金払って保険を手厚くするより、ちゃんと人間ドック受けるのが1番ですよ』
確かに。面談終了後、お見送りしてくれた商売っ気なしのFPさんの言葉にとても安心感を抱いたのを覚えています。
いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
保険は、見直ししてみようかなと思った時が吉日です。本当にそう思います。
あなたが納得できるFPさんと保険商品に出会えることを祈っております。最後までお読みいただきありがとうざいました。